CGアニメコンテストと言えば、あの「新海誠を輩出した」グランプリである。

第12回（2000年）に応募された新海の代表作『彼女と彼女の猫』のことを、当時の審査講評は「今後のCGアニメ界を変える歴史的傑作」と評している。それが正にその通りであったことは、今の世界の“かたち”が何より証明していると言えるだろう。

そんな「新海誠がいたグランプリ」へ、これまで数多くのアニメーション作家たちが集い、挑み続けてきた。今日はその中から、本当に本当に厳選した、「ハイライト・オブ・ハイライト」といえる４人の作家について、簡単に紹介させていただきたい。